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スタッフブログ

「新・塩原魅力発見!」②・・・エヴァ初号機、塩原温泉に出現!

2019-07-23
カテゴリ:塩原新発見
・エヴァ初号機
・エヴァ初号機(後ろ姿)

7月13日~8月25日まで開催されている「水と橋めぐりスタンプラリー」
巡ってみました。
とりあえず、畑下温泉にある「山ゆりの吊橋」へ。
恥ずかしながら、初めての訪問です。
細い路地を歩いていると、なんと「エヴァ初号機」が、、、
たぶん、温泉まつりの山車に使用されたものだと思いますが、なかなかの出来です。
新世紀エヴァンゲリオンは、「にゃんこ大戦争」とコラボしたり、来年には新作も公開されるようで、TVシリーズが放映されてから24年も経つのにまだまだ大人気ですね。

畑下温泉には、尾崎紅葉がたびたび訪れ、「金色夜叉」を執筆した"清琴楼"という旅館が今も風情を残しながら営業しています。
金色夜叉は、熱海で主人公の間貫一が許婚であるお宮を足蹴にするシーンで「来年の今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせてみせる」というセリフが良く知られています。


金色夜叉は長編で、わたしも全文を読んだことはありませんが、いっぱいあります。

【金色夜叉】
  ・前編
  ・中編
  ・後編

•続金色夜叉
•続続金色夜叉
•新続金色夜叉(未完)

この中の、「続続金色夜叉」が、実は塩原温泉も舞台となってるんです。
お宮に振られた貫一は、塩原温泉に傷心旅行(センチメンタルジャー二―)に出かけます。この時滞在するのが"清琴楼"というわけです。
塩原の場面は名文として知られており、
「車は馳せ、景は移り、境は転じ、客は改まれど、貫一は易らざる其の悒鬱を抱きて、遣る方無き五時間の独に倦み憊れつゝ、始て西那須野の駅に下車せり」
ここの文は、かの文豪"三島由紀夫"も絶賛したそうです。


漱石は、塩原温泉にたびたび訪れているそうですが、どんな風景をながめていたのでしょう?
そんな明治・大正の風景に思いを馳せながら、温泉街を歩くのもいいですよ。
(「エヴァ初号機」じゃないのは間違いありません。)

おまけ
こんなブログをみつけました。
古い名旅館の窓からのぞく「エヴァ初号機」
<https://ameblo.jp/at91033/entry-12257045832.html>

清琴楼
山ゆりの吊橋
箒川下流側
箒川と山ゆりの吊橋
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