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スタッフブログ

「新・塩原魅力発見!」④・・・源三窟でひんやりと

2019-08-06
カテゴリ:塩原新発見
塩原温泉には、源三窟という鍾乳洞があります。
鍾乳洞なので、夏でも涼しく、雨の日も傘いらずです。
 
源三窟は、平安時代末期の武将「源 有綱(みなもと の ありつな)」が、壇ノ浦の戦いののち源頼朝に追われ、再起を計ろうと隠れ住んだと伝えられています。有綱は義経の娘婿と言われており、義経とともに一ノ谷、屋島、壇ノ浦の合戦と活躍しましたが、義経が頼朝の怒りを買って追われると、一緒に行動していた有綱も追われることとなったどうです。
 
源三窟に2年ほど隠れ住んでいましたが、米のとぎ汁で頼朝の追っ手に見つかってしまい、無念の最期を遂げたと伝えられています。
源三窟には、塩原七不思議のひとつ、「片葉の葦」のお話が伝わっているそうです。
ぜひ訪れてみてください。
 
源山窟HPより
片葉の葦(かたはのあし)~塩原七不思議のひとつ~
ある川のほとりで、お坊さんが修行をしていたとき、そのお坊さんに思いを寄せた村の娘が毎夜葦笛を吹いた。しかし毎晩聞こえるその笛の音にも、お坊さんの心は乱れることなく修行を続けた。
 夏の半ばを過ぎたある夜、少女は葦の葉かげに姿を現し、一筋の涙を流した。
それから少女の姿を見かけることはなかったが、少女の片思いの気持ちは葦の葉に現れ、
この地に生える葦の葉は、初めは両葉でも8月に入る頃から、全て片葉になってしまうという。
塩原七不思議「片葉の葦」
もうすぐ「片葉の葦」
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