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　塩原温泉には、かつて、皇室の別荘「塩原御用邸」が置かれていました。

　特に大正天皇は、皇太子時代からの塩原にたびたび避暑や静養に訪れており、塩原をとても愛していたといわれています。

 

　大正4年、大正天皇の御即位を祝うため、地元の人々が人形を載せた山車を仕立てて祝したものが「塩原温泉まつり」の始まりとされています。

　現在は、塩原温泉の発展に寄与した先人達への感謝と、観光地としての発展を祈り、現在の「塩原温泉まつり」として行われています。

　今年の「塩原温泉まつり」は　９月１０日、１１日の開催で、福渡・塩釜・畑下・門前・古町・中塩原の６地区から山車が繰り出して、にぎやかなお囃子とともに温泉街を練り歩きます。