月と桜

posted by on 2012.04.07, under diary, My Works, photo
07:










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星のランデブー

posted by on 2012.03.26, under diary, My Works, photo
26:

宇宙は僕にとって何よりも好きな存在。
ニュースで言っていたとおり、今夜は金星と月と木星が西の空でランデブーする。
写真は上から金星・月・木星の順。

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親愛なるネコに関するいくつかの考察

posted by on 2012.03.25, under diary, My Works
25:

我が家の近所はネコが多い。

とにかく5分ほどお散歩をすれば、2〜3匹に出くわす。だいたいどのネコがどのへんにいるか、最近はよく分かってきて、時々ベランダにエサをもらいにくる顔なじみもできた。

彼らを観察することは、僕にとってとても素晴らしい時間だ。

見れば見るほど不思議である。彼らの1日におけるおおきな仕事のひとつに、ひなたぼっこがある。その際、仲のよいネコ同士が数匹集まって固まっているのだが、人間がカフェなどで人といるような、隣同士でくっついているのではなく、対面でもなく、一定の間隔を保ちつつ、対面斜め45度〜90度にいることが多い。なんでそんな角度でいるのか不明なのだが、彼らにとってこれが居心地のよい角度なのだ。これといって会話するわけでもなく、じゃれ合うわけでもない、ひなたぼっこに専念する。僕はあれは座禅に近いものだと感じている。

そして僕は彼らのそうした不思議な動きの中に、自分なりの法則を見いだすことが好きだ。

たとえば、彼らはよく、小高い塀の上で寝ていることが多い。これも非常に不思議である。なぜあんな不安定な場所で寝るのか。寝相が悪ければおっこちてケガをするかもしれないし、そもそも落ち着かなさそうだ。

これに僕はひとつの仮説を立てた。彼らは塀の上で寝ているときでも、よほど仲がよくない限り、他のネコとは距離を置く。

彼らは警戒しているのだ。

塀の上というのは、1本道である。つまり、ネコを襲うためには、そのネコの前あるいは後ろから攻撃しなければならない。よって、そこで寝ているネコは、自分の前または後ろからの攻撃にだけ警戒していればいいのだ。

地上で寝ているときは、空中を無視した場合、360度全方向からの攻撃に警戒しなければならないのに対して、塀の上ではせいぜい前30度、後ろ30度の計60度。つまり、地上の6倍安全であって、警戒時のストレスも1/6に軽減される。

つまり塀の上で彼らは落ち着いているのだ。

だから彼らは塀の上であんなに無防備で幸せそうに見えるのか、と妙に納得してしまった。

塀の上で眠るネコ数匹の前で、そんなことを考えながら15分も過ごしていた。「あの肌色のサルは何だ?」とでも言いたそうに、たまに片目を開けて彼らは眠っていた。

今日は実に暖かく、近所の梅も一気に咲き出していた。彼らの春眠に、15分考えを巡らせたのは、とても充実した時間だった。

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隣人がくれた春

posted by on 2012.03.22, under diary, My Works
22:

隣の家に住むおじさんが、庭の梅の木を切っていた。梅の木の剪定は2〜3月だったか。

1本分けてもらえませんか?

と尋ねると、とても親切に蕾の多いのを分けてくれた。

「花瓶にさしておけば、数週間は咲いてくれますよ」

楽しみだ。花瓶替わりに使っているのは京都・伏見の名酒『月の桂』を醸す増田徳平商店の限定酒『柳』。飲むたび京都に帰りたくなる。

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Pocketful jazz
Inger Marie Gundersen

posted by on 2012.03.20, under diary, music, My Works, ROYAL JAZZ in YouTube
20:

ROYAL JAZZ IN YOUTUBEというのを書きだして、いろんな方から感想をいただいたりして、そういえば自分は大の音楽好きだったことを思い出した。

物心ついたころから僕のそばにはいつも音楽があった。
初めてブラウン管のテレビで見たStevie wonderは本当に宇宙人かと思ったけれど、Stingを退屈な授業中に聴きながら初めて人生や人間の意味について考えたし、それこそSonny ClarkのCOOL STRUTTIN’を聴きながら軽快にいつもの風景を歩くのが僕なりのお洒落でもあった。

インタビューならいろんな人に会ったけど、思えば音楽についてまとまったものを何かで書いたことはない。専門家じゃないし、いい音楽だって分かるけど、その良さはとても個人的なもので、誰かに伝えることに意味があるのかな、なんて思っていた。
でも、せっかくだし、どこまで書けるか書いてみよう。
そんな気持ちで、jazzのことは勉強しながら、書き始めたような気がする。

できるだけ自由に、ジャーナリズムから無縁でいたい、そんなことも思いながら。この文章は売れなくたっていいのだから。

そんなわけで、今度は僕のライブラリから、まったく無名だけど素敵な、きっと僕しか知らないようなジャズミュージシャンを紹介することにしました。ポケットに収まるくらいの、ほんとに何気ない曲。でも、きれいな額に入れて飾りたくなるような音楽ばかりの部屋も退屈なものだ。いつでも気軽に連れ出せて、ちょっと聴いて嬉しくなる。そんな音楽とたくさん出会っておくことは、今の目の前の時間を少しだけ素敵にしてくれるだろう。

Inger Marie Gundersen

北欧ジャズはひとつのジャンルでもある。少なくとも、TOWER RECORDの試聴コーナーにちょっとした愛を持っている、しばしアナログな人たちにとってはそうかもしれない。

Inger Marie Gundersen、ノルウェーのジャズシンガー。その温かく、時に哀愁を漂わせる声は、全てのjazz好きの期待を裏切らないとともに、POPSからの訪問者にとってもいい出会いになるだろう。

ハンドクラフト感あふれるこのプロモ映像も、まさにPocketful jazzと呼ぶに相応しい。

このプロモの曲は、今年の1月11日(わお、僕が引越しした日じゃないか)にリリースされたニューアルバム『For You』より。

スウェーデンが誇るトップ・ピアニストのひとりLars Jansson、デンマークから現れた当代ユーロ名ドラマーMorten Lund、そしてPat MethenyやOscar Peterson、Quincy Jonesなどとの共演でおなじみのスウェディッシュ・ギタリストUlf Wakeniusをメンバーに迎え制作されたという、とてもリッチな1枚になっています。
最新オリジナル楽曲や初のボサノヴァ曲に加え、a-haやCarole King、Whitney Houstonなどの名曲カヴァーも収録される。「なんだ、名曲カバーの定番かよ」なんて、音楽好きなら思うだろう。でも、Inger Marieの素敵なところは、カヴァーでも自分の世界観でしっかり歌いあげて、聴き手を満足させてくれることだろう。とくにスタンダード・ナンバーでその魅力を知ることができる。

Gerry Goffin と Carole Kingによる名曲のひとつ Will You Still Love Me Tomorrow.
彼女が実力派シンガーと言われるのが分かるナンバーだろう。

人生を変えるような出会いではもちろんない。でもそればかりが音楽ではないし、jazzではないだろう。毎日の生活の中の、何気ない一瞬を少しいいものにしてくれる。そんなjazzです。

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ROYAL JAZZ in YouTube
Bud Powell and more

posted by on 2012.03.17, under diary, music, My Works, ROYAL JAZZ in YouTube
17:

jazzの知識はときに話す相手を増やしてくれる。

毎日の会話の中に良いjazzがあれば、日常と少し違う会話が生まれるし、良いjazzとの出会いは、良い人生との出会いでもある。

そんなjazzだけど、なかなかCDを揃えたりするとなると、ハードルが高くなる。もっと日常で、それこそちょっと友達のウォールを見ているだけで出会ったりできないものか。

そこで、jazzの魅力にYouTubeを使って出会ってみたらどうか、ということで、僕の王室御用達のjazz名盤をYouTubeでご紹介してみようと思って書いています。

ちなみに僕はそれほどjazzに詳しいわけではない。むしろ、これを書きながらいっしょに学んでいきたいなんて思っています。

今回は前回に引き続き、ピアノのjazzのお話をしましょうか。なにもBill Evansばかりがjazzではないし、ピアノばかりがjazzではない。でも、Bill evansがいないjazzはさびしいし、ピアノの無いところにjazzがないのもまた然りだろう。

前回に、ちらっとBill Evans以降は新世代のジャズピアノだというお話をしました。それに反して、Bud Powellは旧世代。新世代と旧世代の違いみたいなところから楽しんでいきましょうか。ちょうど、Bud PowellとBill Evansが、同じ曲を弾いているので、まずはそれから。

この曲好きなんです。なんといっても曲名の音がいい。Polka Dots and Moonbeams.
村上春樹の小説に『アフターダーク』というのがあって、あれはCurtis FullerのFive Spot After Darkから来ているんだけど、この曲名も僕の好みの音だ。音楽を好きになる時、ときに曲名の音は、僕にとってもっとも大切な基準だったりする。

話を戻すと、新世代のBill Evansのほうは、なんとなく砕けていて、小粋なイメージがありますよね。表情が豊かで、遊ぶところは遊んでいる。他の楽器とも互いを生かし合うようなイメージがあります。

一方で旧世代のBud Powellは、ピアノが前面に出ていて、メロディーラインにメリハリがあります。他の楽器はどちらかというと、ピアノを引き立てていますね。これが新世代と旧世代の違いと言えるでしょう。

さて、今日のお話は旧世代のBud Powellから始まります。

Bud Powell (1924 – 1966)
The Amazing Bud Powell

Bud Powellのjazzは“ハードバップ”というスタイルに属する。

僕達が耳にしているjazzの大半はモダン・ジャズと呼ばれるjazzなんですね。で、それ以前はアーリージャズ、クラシックジャズ、オールドジャズなんて呼ばれている。

そして、モダン・ジャズの起源となるものがかの有名なCharlie Parkerが始めたとされる“ビ・バップ”と呼ばれるスタイルなんです。それ以前のクラシックジャズとは違い、即興演奏のようなところから生まれました。
そしてBud Powellが始めた“ハードバップ”は、即興感の強い、やや力まかせな“ビ・バップ”を、しばし真面目に、ちょっぴりオシャレにしたもの、と言うことができます。

1950年代に活躍したピアニストの大半は、Bud Powellの影響を受けていると言っても過言ではないほど、彼は当時のjazzを変えたカリスマだったんです。
今まではどちらかと言うと、彼の中でも聴きやすい曲をチョイスしてきましたが、Bud Powellの真骨頂はやっぱり味が濃い、クセのあるスリリングなjazzです。

スピードも早く、即興的でメロディアス。次のメロディーとの出会いを楽しませてくれる、まさにカリスマ的でアーティな1曲。これは聴き手を選びますが、ハマる人はどんどん彼の魅力にハマっていくきっかけにもなる曲ではないでしょうか。

さて、今日はもう1枚。

Sonny Clark (1931 – 1963)
Sonny Clark Trio

名盤中の名盤。Bud Powellの影響を受けた旧世代のモダンジャズピアニストの代表格のひとりSonny Clarkです。

さっきのBud Powellのun poco locoに比べると、とても聴きやすいですよね。お洒落でいて、軽すぎず、湿度のある哀愁も感じさせてくれる。これがSonny Clarkの魅力なのではないでしょうか。続いて、聴かせるスタンダードナンバーをもう1曲。

演奏の質も非常に高い。重心の低いタッチ、渋さを感じる音色は、ジャンルを問わないピアノトリオファンをずっと虜にしている。

長く聴ける1枚なので、ライブラリに加えておくと長く楽しめます。最後はちょっとリズミカルなこちらのナンバーで。また近々。ありがとうございました。

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