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スタッフブログ

初夏の信州路へ③・・・ちょっと気ままに美術館めぐり

2019-06-01
カテゴリ:その他
東山魁夷の愛した御射鹿池
「初夏の信州路へ」、第3段は、ちょっと気ままに美術館めぐり。
 
昨年、戦後を代表する日本画家のひとり、東山魁夷生誕110年を記念する大規模回顧展が京都、東京などで開催された。
以前、奈良の唐招提寺を訪れた際、、《山雲》《濤声》《揚州薫風》《黄山暁雲》《桂林月宵》の5部からなる大作『唐招提寺御影堂障壁画』を見る機会があり、ぜひもう一度魁夷の作品見てみたかったのだが、その時は残念ながら行きそびれてしまった。
今回の長野旅行では「長野県信濃美術館 東山魁夷館」に行きたかったのだが、改修工事中のため断念。
 
代わりに『御射鹿池』(みしゃがいけ)にルート変更する。
魁夷は長野を愛し、その代表作のひとつである『緑響く』は、この御射鹿池がモチーフにもなったことで知られており、雰囲気を醸し出している。
 
残念ながら、白馬はいなかった。
放浪美術館
次は、、「日本のゴッホ」、「裸の大将」と呼ばれた、放浪の天才画家 山下清の『放浪美術館』
入口には、おにぎりがいっぱいある。
記念写真用の顔出しパネルもある。
ちょっと???とも思ったが、作品は充実しており、花火好きの清らしく、「諏訪湖の花火」や「ひまわり」など、素晴らしい作品が多数展示されている。
ガイドのおじさんが、熱心に説明してくれて、細やかな細工や、考えられた構図など、とてもためになった。
おにぎり
はい、チーズ!
次は、『平山郁夫 シルクロード美術館』
奈良の薬師寺 玄奘三蔵院伽藍にある『大唐西域壁画』を見て、平山ファンとなったが、今回は同館で『没後10周年記念展 群青の世界』が開催されているということで訪れたてみた。さすが、平山ブルーと言われるだけに、群青がすばらしい。
 
企画展ではないが、大シルクロードシリーズがすごくよかった。
展示室に入ると、左側が夜、右側が、シルクロードのキャラバン隊の朝と夜が対になってそれぞれ3枚ずつ描かれ、奥には古代ローマの遺跡が2枚、大迫力で目に飛び込んでくる。
 
※御射鹿池に馬はいなかったけど、ここにいた!
平山郁夫シルクロード美術館
美術館の前は「甲斐小泉駅」
最後に、中村キースへリング美術館に立ち寄り、今回の旅行はおしまい。
 
あー疲れた。
キースへリング美術館
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