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スタッフブログ

湯っ歩の里で一休み

2019-07-05
カテゴリ:その他
今日は、湯っ歩の里に行ってきました。
湯っ歩の里は、全長60mの足湯で、日本最大級の足湯と言われているそうです。
 
湯っ歩の里には、夏目漱石や室生犀星の碑があり、文学好きの方は是非立ち寄ってみてください。
もう少し楽しみたい方は、箒川に架かる翁橋を渡ってその先にある「妙雲寺」。
境内には文学の森と呼ばれるエリアあり、漱石の詩碑を始め、松尾芭蕉や尾崎紅葉の句碑、斎藤茂吉や谷崎潤一郎など、多くの文学碑が建ち並んでいます。
山門の下には、ちょっとおしゃれなかふぇや飲食店もありますので、ドライブの途中にちょっとリラックスするには、なかなかいいところだと思いますよ。
※車を市営駐車場に止めて、逆空回り、最後に湯っ歩の里で足湯につかるのがいいかも。
夏目漱石の本名は、夏目金之助といいますが、幼少の時塩原家に養子に出されていた時は、「塩原金之助」だったそうです。
漱石は大正元年八月に塩原を訪れ、1週間滞在しています。
この時のことが、「漱石日記」塩原行に記されています。
塩原の山や谷を見ながら、かつて留学していた時に訪れたであろう”蘇各土蘭土”(スコットランド)に思いを馳せたことでしょう。
 
漱石と塩原の縁はほかにもあります。門下生である門下生である森田草平が、平塚らいてうと起こした心中未遂事件の舞台も塩原温泉でした。漱石は後始末に大変だったようですが、草平はこの心中未遂を漱石の奨めで『煤煙』というタイトルで小説化し、大変な反響を呼んだようです。森田草平の碑は、上塩原の和楽遊苑前にあります。
足湯
紫陽花と夏目漱石の詩碑
夏目漱石の詩碑
室生犀星の詩碑
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